体の不調

東日本大震災で約4万2000人が避難生活を続ける宮城県で、避難者の栄養不足が深刻になっている。

 長引く避難所暮らしで体の不調を訴える人も目立ち、県は400か所以上ある避難所に栄養士を派遣、実態を調査し改善を急いでいる。

 約160人が生活する石巻市の蛇田小学校。食事はおにぎりやパンが1日2回、配られる程度で、野菜や肉などに含まれるビタミン類やたんぱく質は自分で工夫して摂取するしかない。

 夫(76)と暮らす女性(73)は「青菜などをスーパーで買い、生で食べています」。風邪を引きやすくなり、栄養の偏りから口内炎ができた人もいる。

 約600人が暮らす同市の渡波小も同じ状況で、国際協力機構(JICA)が昼食に野菜や肉の入った料理を提供。メンバーで栄養士の津田千恵子さん(36)は「牛乳や乳製品は今も手に入りにくい」と証言する。

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